人生っていいな

崩れかけた夢だって叶えたいとだけ信じて、あの日泣いた自分にケリをつけろ

メリークリスマス~NEWS担になって一年が経ちました~

 

親から貰ったクリスマスプレゼントは、小2の時にもらった喋るポケモンのぬいぐるみが最後だった。

 

 

 

我が家には昔から、サンタさんやクリスマスという概念がほとんど無い。

幼稚園の年長くらいでもうネタばらしがされていたから、あの頃は毎年前日に一緒に買いに行くのが恒例で。

クリスマスの前日になると父が

「プレゼント買いに行こうか」

と言ってくるので、それについて行けばトイザらス(トイザらスはいいぞ)でおもちゃ選びが出来る、というシステムだった。

 

でも、もちろん周りの子たちはまだサンタを信じていた。

だからクリスマスの話を友達とするのはめちゃくちゃ避けていたし(喋っちゃうから笑)、我が家にはケーキも、ちょっと豪華な食事もツリーもなかったから、遠くで話す友達の家のクリスマスがちょっと羨ましくもあった。毎年毎年、ツリーってなんぞや!?え、寿司食うの!?!?って。笑

 

 

だけど、父とそんなふうに過ごせる日は、私にとってはクリスマスしかなかったわけで。

 

父は、自営業を営んでいる。客が居なくても仕事は山積みだし、父が家にいたことはほとんど無かった。土日休みなんてなかったから、休日にどこに行った、なんて話も、絶対にしてやるもんか!と心に決めていた(そういうプライドだけは無駄に高かったんだと思う。笑)

 

 

さて、そんな我が家のクリスマスは、冒頭にもあったように私が小学二年生の夜を最後に静かに消えた。

 

小学三年生の、クリスマス前日のことだ。

父が、私にクリスマスの話をしなかった。  

 

え、それだけ!?wと思うかもしれないけど、私にとってそれは大きな事件だった。

自分から誘う事は絶対に出来なかった。父と話すだけで気を遣うし、何よりワガママを言うのに慣れていなかったんだと自分でも思う。

まぁ、所詮はそんな気を遣ってしまうような寂しい親子関係だったという事だけど…笑

 

その年のクリスマスは、確か母と過ごした。母は当時心の病気にかかっていたから(クリスマスが消えた要因はここにあったんだと今はわかる)、私は幼いなりになんとなく、「クリスマスはもうないんだ」「触れてはいけないんだ」と察した。

 

友達がクリスマスプレゼントや食事の話をしているのを、クソッタレ、と心の中で悪態をついて聞くようになったのはその年からだったと思う。

それがきっかけで、今のひねくれた性格になったのかもしれない。結局は小学五年生の時に両親は離婚したから、それでもっとかな。笑

 

 

話を戻そう。

そんなこんな(?)で、かれこれ8年間、私はクリスマスプレゼントを貰えない子供だった。

中学生にもなると流石にもうどうでも良くなったけど、やっぱりちょっと豪華な食事や外食は嫉妬の対象だった気がする。もちろん今はもう気にならないけど。笑

 

ちなみにその小学三年生の年から、誕生日プレゼントというものも消えた。誕生日ケーキは父の店の残りをもらえたからまだ良かったけど、やっぱり一人でその形の崩れたケーキを夜に食べるのは辛くて、小学生の頃は泣いた年もあった。

 

 

父の日、ひな祭り、誕生日、クリスマス、お正月。

 

あの年から色々無くなったけど、私は別に不幸だとは思っていない。そんな家は他にも沢山あるだろうし、ちょっと寂しくはあったけど、それだけで自分の幸せは減るもんじゃないと思っているからだ。

 

 

それなのに、どうしてだろうか。

 

私は今でも、クリスマスが苦手だ。

 

 

 

しかし。

そんな私に、2016年のクリスマスにだけはクリスマスプレゼントが届いた。

 

 

あの頃は、とにかくこの世から消えたくて仕方が無かった。

高校受験の年だったのだけれど、滑り止めは受けられない、高校のランクは自分の本来の学力より一つ落とさなければならない、勉強より家事が優先、睡眠より家事が優先、兄はまさかの父の家に家出(コレがかなりやっかいだった!)………と、ココでは言えないその他の問題たち(笑)

 

あの12月に、まあまあなドン底を味わった。だってまだ15歳なのに、なんで自分だけ!って。

 

…まぁ結局は、カウンセリングとかされていくうちに「あれ?これ、自分の心の状態のせいで悪く見えてるだけなの?」って気づいたわけだけど。問題は自分だったというオチ。笑えねぇよ()

 

はい、再び話を戻すと笑、ここまで落ちるの~~?ってところまで落ちて、勉強なんて一切していなかった12月、私は数ヶ月ぶりに自分で家のテレビをつけた。何でなんだかは今でもよくわからないけど、本当にたまたまだった。

 

で、適当に録画を見ようとして、「ん?」と。

 

おしゃれイズムなんて、撮ってたんだ。

しかもこれジャニーズじゃん。

誰だよ撮ったの。

 

何故か録画されていたバライティ番組。不思議なこともあるもんで、本当に誰も撮った記憶がないという(そもそもそのレコーダーは夏以来誰も使ってなかった)(しかも私が見た1週間後には消えていた)(ここまでくると最早ホラー)

 

普段の私だったら、多分見ないで消していた。

 

だけどあの頃の私はかなり滅入っていて、無理にでもいいから笑いたかったんだと思う。

 

冬休み。学校の友達にも会えず、塾は冬期講習のみだけど、布団から出れなくて午前は何回かサボった。

 

そんな私が、クリスマスの夜にだけあのおしゃれイズムを再生したのは、運命だったのだろうか。

 

今は、運命じゃなくていい、と思う。

 

そんな素敵な名前なんて付かなくていいから、

私はあの日を、

あの周りへの嫉妬心にまみれた日を、

自分にはもう意味がないと思っていた12月25日を、

久しぶりに心の底から笑えたあの日を、

クリスマスと呼びたい。

 

 

 

 

 

今年、NEWSはメンバー4人で一から作り上げたミュージカル、NEWSICALをファンへプレゼントしてくれた。

 

今記事を書いている時点(24日午前)ではまだ何も言えないのだけれど、NEWSがまたクリスマスプレゼントを用意してくれたことが嬉しくて、私はなんて幸せなんだろうとココ最近ずっと思う。

 

クリスマスは、サンタさんは、まだいたんだ。

 

 

8年前の今日、聞きたくもなかったような愚痴をこぼす母の背中を撫でながら過ごした私が、今やっと、救われた気がした。

 

 

 

 

メリークリスマス。

あなたの元にも、素敵な贈り物が届きますように!